さくら牧場は、北海道で長年プロの自然写真家として活動してきた末澤雅彦が、岡山県北・津山市宮部上地区で2010年から子どもたちの生涯学習・耕作放棄地の解消・岡山の優良な和牛血統の再興と維持を目的に経営を開始した、黒毛和牛の繁殖経営を中心とする牧場です。
まったく未経験の状態で最初に導入した「さくら」の飼育と闘病、そしてその死という経験から学んださまざまな問題、得られたさまざまな人の輪、その経験があるからこそ、今の牧場経営を通じた地域活性化の方針が生まれてきています。その思いを込めて、牧場の名を「さくら牧場」と名付けました。
TOPIC
竹の谷蔓牛とは、古来農耕のパートナーであり、耕運、運搬の動力で役牛(えきぎゅう)として飼育された在来和牛です。私たちはいま「竹の谷Labo」を結成して竹の谷蔓牛の持続可能な存続の手法を探求しています。
さくら牧場は、岡山県北、津山市宮部上地区で黒毛和牛の繁殖経営を中心に、 牛の放牧による休耕地・未利用地の有効利用や土壌改良、そのほか地区と協力して炭焼きや古民家を利用した体験施設の整備に取り組むなど、 地域がもともと持っている資源をもういちど見直し、米や野菜、肉など安全・安心な食の確保、豊かな自然や農地・作物、動物たちと、 身近に触れ合い、助け合いながら、みんながいきいきと暮らせる生活空間を提案するべく、いろいろな活動を行なっています。
基本コンセプトとして、子どもたちに安心・安全な食と環境を用意し、将来に向けて地域の活性化につながっていく「純環」を掲げ、次の3つの活動を行っています。
さくら牧場は家族経営の和牛繁殖飼育をベースにしています。だから、家族はみんなさくら牧場の主要スタッフであり、みんながさくら牧場の動物たちや地域の活動から、たくさんのことを学んでいます。